【酒とバラの日々】
多分まだアルコール依存症という言葉さえなくてアルコール中毒(アル中)とされていた時代、1962年制作の古い白黒映画ですが、
断酒からのスリップ(あんなになるのか?!ってところもありますが)
依存症の人に酒を勧める恐ろしさ、
更生施設AAの様子も見られます。強い否認や嘘など
見入ってしまう場面がたくさんありました。
「全部お前のせいだ!!!!」と言って泣く
娘をアルコール依存症にさせられた父親が印象的でした。
私が元夫に投げつけた言葉と全く同じだったからです。2020.9.29
59年前の映画・・・そんなに昔から
回復には本人の自覚、意思で断酒をするしかないのは何も変わっていないのだ・・・
何よりも大切なはずの子供よりも酒を選んで夜の町に消えていくラスト。
親や配偶者の力も及ばない。
酒だけが夫婦のきずなだったのか・・・
うちの父親と息子(アルコール依存症×2)も然りか・・・
恐ろしくて悲しい病気を教えてくれる作品です。
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【カノン】
アルコール依存からのアルコール性認知症。
最後の鈴木保奈美の「にっこり」は絵空事かなぁ
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【酔いがさめたらうちに帰ろう】
精神科病棟の仲間たちが面白い。
離婚しても支える元奥さん役は永作博美さん。辛いしえらいと思うけれど、
自分が永作博美の立場だったら「早く死んでほしい」と思うだけ。
私は立場的には香山美子さんの役だけど、
嫁も孫もいないのでいまいちよくわかりませんでした。
この3枚のDVDは福岡のアル中父子に送ります。