【4.14】
46日間断酒した後の状態でのMRI再検査、結果がでました。
Dr.「福岡O病院から送ってもらったものと見比べましたけど、
今回の検査では全く変化はありませんでした。」
肝臓の影は消えていなかった。癌ではない。
食道静脈瘤も数か所に見られた。変わりなし。
血液検査の数値は全く問題ないのでDr.に質問しました。
私「アルコール依存症とアルコール性肝硬変のほかの
4つの病名は、これらはどれも取れないのでしょうか?(食道静脈瘤・門脈圧亢進症性胃症・慢性膵炎・肝内SOL)」
Dr.「取れません。肝硬変になる前の脂肪肝とかだったら良くなると言う事はありますけど、肝硬変になってしまっていると良くなるという事はないです。
これからも薬を飲むことと禁酒生活は絶対です。」
私「飲酒していなくても腹水はたまるのですか?」
Dr.「門脈圧亢進症は血管の血圧が上昇するので飲酒していなくても腹水はたまります。薬もずっと飲み続けなければなりません。慢性膵炎は、また飲酒をすれば糖尿病や癌などに進むリスクが高くなります。肝内SOLは経過観察。」
福岡O病院F先生へ
2020年11月13日から2022年2月22日までの長い間、
長男が大変お世話になりました。
いち早く肝硬変と診断してくださったF先生は長男の命の恩人だと思っております。
それなのに、言う事を聞かない父子は相当なご迷惑をおかけしましたm(__)m
アル中頑固親父の下を離れて、埼玉自宅に帰宅した2月23日から今日まで、
長男は淡々と断酒生活を続けています。
優しい長男に戻っています。
会社とのやりとりも、もう全部本人がせっせとやっていて、
ゴールデンウィーク開けの復職を目指しています。
父親の方は相変わらず否認、いい訳、嘘を重ねていますが、
長男にとって、そんな父親が反面教師になったと考えれば、
ほんの少しだけ気が晴れます。
遠く離れた病院のF先生に、長男発症からの経緯と父親の本性を伝えられたのは、
このブログ本をお送りしたことがきっかけになりましたので、
失礼とは思いますが、このブログ記事にてお礼申し上げます。
F先生には大変感謝しております。本当にありがとうございました。
母より
2020年4月
優しい長男がアルコール依存症で別人になった。一生完治はしない。
3か月の入院後の再飲酒でアルコール性肝硬変にもなった。一生完治はしない。
大酒家の父親はそんな長男にも飲酒肯定したので、父親と暮らしているうちは
入退院を何度も繰り返しては再飲酒を繰り返し、断酒の意志にならなかった。
時を経て【2022.2.23】
この言葉と共に長男は埼玉自宅に帰宅し、断酒宣言をして、
以前の長男以上に優しくなった。
以前の長男以上に気を使ってくれているように感じる。
私も長男の病気を通じてたくさんのことを学び、考えた。
一時は泣きわめいたり、心配しすぎておかしくなってたけど、
そこは母親だからさ、しゃーない😓
次男よ・・・「心配の塊みたいなヤツ」とか思っててゴメン!
すっごく救われた!ありがとう。
長男よ・・・いろいろ先走りすぎてしまってゴメン!
帰って来てくれてありがとう。
そんな反省の気持ちと、二人の息子へ感謝の気持ちを携えて
一日一日を大切に生きていかなければ、と思う。
長男が育て始めたイチゴ。果たして実がなるかな?