医療に繋がっていないアルコール依存症の方、
お腹にメデューサの頭は出現していませんか?
長男のお腹の血管が浮き出ているのを発見した時には
ウルウル・・・食道静脈瘤の診断はされているけど・・・
お腹の静脈瘤まで破裂の危険があるのか?・・・
ウルウルしながら病院に付き添いました。
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肝硬変で固くなった肝臓には、血液がスムーズに流入しにくいため、血液は慢性的に交通渋滞を起こす。行き場をなくした血液は、他の迂回路を探して心臓へ戻ろうとするため、全身のあちこちの細い血管がコブのように拡張する。
お腹の皮膚の血管が、メドゥーサの頭に生えたヘビのように特徴的な外観を呈するのは、それが理由だ。
門脈圧亢進症とは、肝臓に流入する血管のひとつである門脈内の圧力が異常に上昇している状態を指します。門脈圧亢進症は、肝硬変に伴って発症することが多いです。門脈圧亢進症では、門脈を介して心臓へとうまく血液を送ることができず、別の経路を迂回するようになります。
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長男はすでに肝硬変、門脈圧亢進症の診断は出ているので
メデューサの頭が出現したからどうの・・・
という問題ではないという医者の話でしたが。
医療に繋がっていない方のご家族は注意して診てください。
肝硬変のサインです。
閲覧注意
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長男のお腹
閲覧注意
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ネットで拾った写真
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メデューサとは、ギリシャ神話に出てくる、髪は蛇になっている、
見る者を石化させてしまう恐ろしく醜い怪物です。
断酒している限り、普通に戻っている長男ですし、痛みとかの自覚症状もないようだから、ともするとアルコール依存症であることも肝硬変であることも忘れてしまいそうですが、
慢性進行性肝障害の末期症状が肝硬変であることを、
この恐ろしい怪獣メデューサの出現で改めて肝に銘じることができます。
患者本人もアルコール依存症家族も。
(イラスト:次男)