とりあえず最悪の事態は避けられました。
息子は気づき、元夫はNPDのお手本言動を繰り返したがために自滅しましたから。
けれど、アルコール依存症家族としての苦しみ悲しみは一生続くし、
NPD被害者としての憎しみ怒りの記憶は一生消えることはない。
そして、まだまだやりきれない気持ちが残っています。
それは、アルコール依存症や自己愛性人格障害(NPD)によってもたらされる深刻な状況に日々苦しんでいるご家族が、泣いている被害者が、SOSを発信している方々が、大勢いるからです。
「NPD」の人も「アルコール依存症」の人も、とにかく話が通じません。
・アルコール依存症者は酒を飲むためには嘘をつき、何とか救いたいと願う家族をも裏切ります。
息子がアルコール依存症になった日・・・ブログ【第一弾】
2020年から記録し、SNSで発信し、当事者さんやそのご家族とつながりました。情報や助言をいただき、私はだいぶ前向きになることができました。と同時に、患者が配偶者や親の場合、未成年の子供がいる家庭はネグレクトや離婚問題、金銭問題、暴力等、非常に深刻な家庭崩壊に直面しているのを知りました。
息子は独身で、飲んでも問題行動を起こさないタイプだったので、切羽詰まっていないようにも見えましたが、内臓疾患の面ではとんでもない事態になりました。
そうなったのは、アルコール依存症への認識がなさ過ぎた元夫(実の父親)の存在でした。
息子が肝硬変と診断されても飲酒を容認した大酒家の父親。最初は元夫もアルコール依存症の否認なのかと思いましたが、それだけではない異常性に気づきました。
自己愛性人格障害(NPD)=モラハラをせずにはいられない人格でした。
そして、NPDモラパートナーとの離婚調停や裁判では、アルコール依存症の相手以上に苦しんでいる方が大勢いることを知りました。
まず、気づくことから。
・私の受けた決定的な暴言暴力や異常な束縛は、30年~40年前。モラハラパワハラセクハラ・・・ハラスメントという言葉もなかった時代です。やがて別居して、テレビで「モラハラDV」という言葉を知るようになってから、「あっ、私のされてきたことはモラハラDVの典型だったんだ。」と気づきました。
・離婚後、息子のアルコール依存症発症で再会したわけですが、自己愛者はすべてにおいて「自分が正しい」なので、息子の生死にかかわる事態になっても自分の考え方の「間違いに気づく」ことはありませんでした。いえ、気づかないわけがないのですがNPDの人間はそれを「認めることができない」のです。
・特にターゲットから「間違いを指摘される」ことなど、自己愛者にとっては、耐えがたいことだったのでしょう。
私に誓った【誓約書】
離婚はしていても両親として協力し合うと公証人に宣誓し、「アルコール依存症への知識と対応が間違っていたことを自覚し、反省し、謝罪し、二度と同じ間違いをしないと固く誓約します。」自己愛者にとっては「協力し合う」=「対等」「誓約する」=「従うこと」なので、本心では最も屈辱的な物であったわけです。
・また、懇切丁寧に事実を説明し、証拠をつきつけて指摘したところで、無言、事実の捏造、記憶の改ざん、他責思考で自己正当化、異常な嘘言い訳を繰り返すばかりで決して自分の非を認めることをしませんでした。
・間違いを指摘されると反発心が増すのでしょう。陰湿な嫌がらせはエスカレートしていきました。
・「なんで『やめて』と言うことをするの?」の質問は成り立ちません。理由などありません。ターゲットへ嫌がらせをすることが自己愛者の『性』だからです。
NPDの言動の異常さは、最初は被害者も気づかないことがあります。
けれど、「違和感」は必ず感じます。
私の場合・・・些細なことと思うかもしれませんが、まず、「お前」呼び。
私が育ってきた過程で、父が母のことを「お前」と呼んでいたことなど聞いたことありません。姉夫婦を見ていても想像もつきません。私は男兄弟もいないので、「お前」呼びされたのは今まで生きてきて元夫からしか思いつきません。
私だったら・・・に置き換えてみます。例えば自分の思い通りにならない人がいて、激昂したとして、その人の顔を拳で力いっぱい殴れるだろうか・・・と、想像してみます・・・・・できない!
夫婦喧嘩は誰でもするでしょう。でも、父が母を、姉の旦那さんが姉の顔を、殴ったことがあるだろうか?・・・そんな場面など想像もつきません。
再会してからの元夫とのやりとりでは、
・「違和感」を感じた言葉は何度もありました。
・それらを質問すると、論点をずらすか無言になるかキレるので、何を追求されたくないのかが見えてきました。
・事実を突きつけても捻じ曲げる、記憶も改ざんする、認知がゆがんでいるので変な解釈をして、想定を超えた言い訳や嘘を言ってくることに気づきました。
・言動にはとても違和感を感じます。とても気持ち悪さを感じます。恐怖すら感じます。
・以前なら「言った覚えはない」で逃れられてしまうところでしたが、再会後は遠方でのやり取りだったため、電話録音、送ってきたFAXや手紙、ラインのやり取りが残っていたので、まともな思考ではないNPD者であることが証明できました。
家庭内やパートナー間の閉鎖的状況で行われる陰湿な嫌がらせ行為を他人に分かってもらう事や証明することは難しい。被害者はそこに苦しみます。
離婚や親権問題、家庭内暴力、ネグレクト、毒親等の家庭崩壊の問題だけでなく、パワハラ・モラハラ・セクハラによる自殺・鬱などの精神的病気、ストーカー・凶悪事件・・・諸々の根源にNPDやアルコール依存症が多くあるという事実が、広まってほしいと切に願います。
・また、【アルコール依存の酒害】については話が通じなくなったり、周りに迷惑をかける人格になるだけではありません。本人の命にかかわる問題です。
「酒は百薬の長」ではなく「酒は万病のもと」
「アルコール依存は薬物依存の範疇。」「あなたたちは治りません。」
これは長男が一番最初に長期入院をしたアルコール依存専門病院で
言われたことだそうです。ただ、アルコール依存症になってしまってから教えてもらったところで、たとえ本人が理解したところで、、、もう元に戻ることはできません。
アルコール依存症が【原因】で発症し、死に至る病気はたくさんあります。
例えば有名人の訃報でも、酒が原因で発症した病気や不慮の事故、自死などであっても、アルコール依存症の名は直接の【死因】として出てこないので、なかなかその恐ろしさが世間に知られることはありません。
むしろ隠されることの方が、まだまだ多いのかもしれません。
#アルコール依存症家族 として、酒の恐ろしさを広めていきたい。
#NPD被害者 として、人を傷つけても自覚も反省もできない人種がいることを、広めていきたい。
★アルコール依存症は本人に「底つき」があり「気づき」があります。気づいたときから「回復」にも向かいます。
★NPDは本人が困る底付きはほぼないので、気づくこともほぼないし、気づいても「認めることができない」人格なので改善は望めません。
だから被害者の方が「気づいて」離れるほかないのです。
★知れば知るほど恐ろしい・・・
諸悪の根源NPD。死に至る病気アルコール依存症。
---------------Xより-------------
奴等は貴方を傷つけたいわけよ。 ショックを受けさせたいわけよ 。嫌な思いをさせたいわけよ。 そうやってな 自身の言動で貴方をコントロールしたいわけよ。
そんな人間おるんすか?おるんすわ。
そういう人間がおるんだってことをまず、わからんと。
----------元夫自滅への道-----------
---------発達障害コラムより--------
<自己愛性パーソナリティ障害(NPD)>
『無自覚型』と『過剰警戒型』の2つのタイプに分けることができます。 『無自覚型』は、自分が傲慢な態度をとっていることに無自覚で、欲望を満たすために他人を道具として利用するふるまいや他人を傷つける言動を平気で繰り返します。基本的には、自分がこうだと思っていること以外は、認めることができないので、どれだけうまく説明したとしても、話が通じることがありません。
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